「水分の摂りすぎ」は今すぐやめなさい―細胞が元気になる根本治療法
石原 結實
三笠書房 刊
発売日 2004-03
価格:¥1,365(税込)
オススメ度:★★★
長年の疑問がとけました。 2006-08-29
個人個人の体質が違うので正解は一つでは無いと思いますが、私はこの本がズバリきました。
元々あまり水分を摂る方じゃなかったのですが、調子は良く、健康診断も全て正常値だったのですが、数年前から水分を摂らないと血液がドロドロになって危ない!など色々な人から言われ、朝晩など無理して飲んでいたのですが、水分を摂ると体が重く、調子が悪くなっていくのを実感していたのです。年かな〜と思っていましたが、本書を見つけて読んでみると疑問がス〜っと解けていきました。
無理して水分を摂ることはないんだ!と実感でき、非常に嬉しかったです。
マスコミやメディアの一方的な話題に乗せられることなく、自分の体と対話して欲しいときに欲しいものを摂れば良いんだと思いました。
いや〜、ありがとうございました。
東洋医学の知恵 2004-03-26
石原先生(名前は「ゆうみ」と読みますが、男の先生)は東洋医学の影響を強く受けておられる方で、ほとんどの病気の原因を「気」と「血」の流れの滞りや汚れにあると言う漢方の見地に立っておられます。それゆえに何册もの著作で「体を温める事」を力説されるのです。体温を上げることと血をサラサラにすることで「気血の流れ」を良くしようと言う訳です。その中心理念に基づいて食事療法などを説かれますが、この「水分の摂りすぎ」が良くないと言う理由もその考えによるものです。
こう言う考え方は西洋医学と比較すると非科学的に見えたり、単純に思えるかも知れません。しかし、東洋医学は人が生まれながらに持つ免疫力、自然治癒力を活性化する方法としてこう言う考え方を数千年もして来たんですね。
本のご購入ができます